遺跡の都市ローマ。行ったところはコロッセオ・トレヴィの泉・スペイン階段、なんとも一般的でした。パンテオン・フォロ ロマーノは車窓から眺めただけ。時間があれば、もっとゆっくり観光したかったです。
まぁ、その分ヴェスヴィオ火山の大噴火によって埋没していたポンペイを訪れたので満足していますが・・・・・・。ポンペイには、2000年前すでに水道管や下水道などが作られていました。なんと売春宿まであるのです。私たちは似たような文明生活を送っているわけですね。
驚きですが、遺跡は触れます。なんだか時間を超えて、古代の人と対面している気分になりますよ。
フィレンツェは美術品の宝庫。どこへ行っても楽しめます。ウフィツィ美術館も見ごたえありです。ミケランジェロ広場から眺める町並みは、最高の美術品ですよ。そして夕暮れどきには、トリニタ橋へ行ってみましょう。ヴェッキオ橋がアルノ川に映えて、とても綺麗です。
見る・食べる・買う、どれをとっても素敵な町。あまりよく知られてないようですが、トレヴィの泉のようにコインで願かけできるものがフィレンツェにもありました。イノシシ像の額にコインを置いて、手を離したとき真下の穴にうまく入ったら、またフィレンツェに戻れるそうです。探してみてください。叶うかもしれません。
ヴェネツィアへ行く途中、アッシジに寄りました。サン フランチェスコ教会では、日本人神父様が出迎えてくれました。聖フランチェスコの説明を聞くうち、思わず感涙してしまいました。
フランチェスコは、この町の豪商の息子として生まれ、放蕩無頼に戦に明け暮れる生活を送っていましたが、あるとき、宗教に目覚めたということです。ジョットの描いたフレスコ画の『小鳥に説教する聖フランチェスコ』は、実際に彼が行ったことではなく、フランチェスコの優しさの象徴なのです。
ここに聖フランチェスコの祝福を書いておきます。
主が あなたを祝福し あなたを守られますように
主が 御顔をあなたに照らし あなたを恵まれますように
主が 御顔をあなたに向け あなたに平安を与えられますように
主が あなたを祝福されますように
水の都ヴェネツィア。車が通らないというのは、安全で静かで心地よいものです。猫も居心地良さそうでした。彼らの後を追って知らない路地に入りこんでも、治安がよいので危険は感じません。迷いながらも楽しい散歩ができました。そして、やっぱりゴンドラ。乗るのを忘れないで下さい。セレナーデなんか聞いたりすると、気分最高になるでしょう。
ミラノでは、町の中心にあるドゥオモの中のステンドグラスが素敵でした。特に奥にある2枚の大きさには圧倒されます。そして外へ出れば、世界最先端であるファッションの町と言われるように、ブランドショップの袋を抱えた買い物客が目立ちます。
レオナルド ダ ヴィンチの最後の晩餐は修復中で、見られなかったことがとても残念でした・・・・・・。